【ケーススタディ】全検査IQ76・作動記憶60 一般枠で働くのは難しい?
障害者雇用で働き続けるべきか、それとも一般枠を目指せるのか。
収入を増やしたい気持ちもあるからこそ、選択に迷う方は少なくありません。
今回は、検査結果やこれまでの就労経験なども踏まえながら、自分に合う就労の形を考えていきます。
【ご相談】
はじめまして。
WAIS検査を受けたところ、全検査IQ76、言語理解80、知覚統合85、作動記憶60、処理速度86という結果でした。主治医からはADHDと診断され、現在は障害者雇用で働いています。
ただ、周囲からは発達障害があるようには見えないと言われる機会も多く、自分でもそこまで重い状態ではないかもしれないと感じることがあります。
それでも一般枠で働くと、これまで何度も退職に追い込まれるような形になってしまい、今は障害者雇用で働いています。
できることなら、もっと収入を増やしたいと思っています。やはり一般枠で働いていくのは難しいのでしょうか。
【回答】
知能検査の結果や診断名だけで、就労の可能性を判断することはできません。
実際には、
・一般枠で退職に至った理由がどこにあったのか
・仕事に活かせる得意分野の有無
・ADHDの症状が薬やメモ、デバイスなどの工夫によってどの程度補えるのか
といった点もあわせて考える必要があります。
また、今回示されている知能検査の結果がどの程度安定したものなのかも重要です。通常は一度の結果だけで断定するのではなく、複数回の結果や実際の生活・就労状況も含めて判断していきます。
そのうえで見ると、一般枠での就労はあまり簡単に考えない方が良いように思います。
一方で、ワーキングメモリへの負担が比較的少なく体を動かすことが中心の仕事であれば、働きやすい可能性はあります。例えば、農業や土木作業、清掃、介護などはその候補として挙げられるでしょう。
反対にオフィスワーク全般については、同時に複数のことを処理したり段取りよく進めたりする力が求められるため、負担が大きくなる場面も多いと思われます。
ただし、適性に合った仕事を選び職場環境にも恵まれれば、一般枠で働き続ける道がまったく無いわけではありません。
さらに詳しくご覧になりたい方は、以下のYouTube動画をご覧ください。
【ケーススタディ】全検査IQ76 言語理解80知覚統合85 作動記憶60処理速度86、ADHDで障害者雇用
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