【ケーススタディ】WAIS:全検査118/言語理解121・知覚推理89・ワーキングメモリ109・処理速度127 営業職で「知覚推理だけ低い」場合、どう対策する?
【ケーススタディ】WAIS:全検査118/言語理解121・知覚推理89・ワーキングメモリ109・処理速度127
営業職で「知覚推理だけ低い」場合、どう対策する?
【ご相談】
3年前に受けたWAISの結果をもとに、仕事での苦手への対策を知りたいです。私は営業職で働いていますが、来年から社会人3年目になり、後輩を指導する立場に回る予定で不安があります。
特に、知覚推理(PRI)が低めで、営業の場面で求められる「状況を立体的に捉えること」や「戦略を組み立てること」に苦手意識があります。
あわせて、忘れ物・遅刻・スケジュール管理・整理整頓といった実行面の困りごとについても、改善のヒントを知りたいです。
【回答】
知覚推理が低めでも営業職を3年間続けてこられたのは、それだけで大きな力です。言語理解や処理速度が高いという強みもあるので、例えば文章で整理する、資料をまとめる、要望を言語化して形にする、といった部分で力を発揮しやすいタイプだと考えられます。
一方で、営業では「空間的・構造的に捉える力」や「複数要素を立体的に組み立てる力」が必要になる場面もあり、そこで負担を感じやすい可能性があります。ワーキングメモリも“十分に高い”タイプではないため、口頭のやり取り中心の商談は疲れやすいかもしれません。
ここで大事なのは、知覚推理そのものを鍛えて大きく伸ばす、というよりも「苦手を前提に補う仕組みを作る」という発想です。
忘れ物・遅刻・スケジュール管理・整理整頓も同様で、「改善」より「乗りこなし」が現実的です。
- 忘れ物:忘れても致命傷になりにくい仕組みを作る
- 遅刻:遅刻しやすい前提で共有する/絶対に落とせない日は前泊・超早着など極端に守る
- スケジュール:Googleカレンダー等で外部化して運用する
- 整理整頓:できないことを責めるより、「何に困っているか」を絞って被害を減らす
そして、困りごとを一気に直そうとせず、「今いちばん困る1点」から試行錯誤で対策を積み上げるのが基本になります。補助的には、実行機能のワークブックやADHDの認知行動療法(CBT)系ワークブックを試すのも一案です。
さらに詳しく知りたい方へ(YouTube)
今回の内容は、実際の仕事場面でどう補うか、どんな考え方で仕組み化するかも含めて、動画でより詳しく解説しています。
さらに詳しくご覧になりたい方は、以下のYouTube動画をご覧ください。
【ケーススタディ】WAIS全検査118言語理解121知覚推理89ワーキングメモリー109処理速度127営業職、知覚推理のみ低い場合の対策
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