【ケーススタディ】WAIS-III 全検査104・言語理解126・処理速度60 就活を前に考える適職
「自分に合わない仕事はできるだけ避けたい」と考えるのは、就職活動におけるごく自然な感覚です。
得意なことと不得意なことに偏りがある場合では、職種を決める上での迷いや不安も一層抱きやすくなります。
今回は認知特性を踏まえながら、仕事選びのヒントを探っていきます。
【ご相談】
現在大学院1年生で、来年には就活を控えています。
自閉スペクトラム症のグレーゾーンとされており、勉強以外のことが非常に不器用で日常的にしんどさを感じています。
就職にあたって、自分の特性や能力を踏まえた上で避けたほうがよい職種等があれば教えていただきたいです。
また、このような認知特性を持つ人に見られやすい強みや弱みについても、あわせて伺えると幸いです。
よろしくお願いいたします。
【回答】
ASD傾向のある方に向いている仕事は、人によってもかなり異なるため一律に決められるものではありません。
大切なのは、本人が関心を持てる分野で自分の得意な力を生かせるかどうかです。
基本的には知識を深めたり、専門性を積み重ねたりできる業務の方が力を発揮しやすいと思います。
反対に負担が大きくなりやすいのは、対人調整の多い仕事や、顧客対応が中心となる仕事です。特にその場の空気を読んで柔軟に振る舞ったり、本音と建前を使い分けたりすることが求められる場面では、困難が生じやすいでしょう。
また、言語理解に強みがあり処理速度が低めという特徴を持つ場合は、知識をもとに考えたり内容のあるやり取りをしたりすることには向いていても、速さと正確さの両方を求められる事務作業や単純処理などは苦手に感じるかもしれません。
そのため、仕事選びの際には
・スピード重視の作業が多すぎないこと
・専門性を生かせること
・対人面での消耗が大きすぎないこと
を一つの目安に考えると良いかと思います。
とはいえ、実際に合うかどうかは働いてみないと分からない部分もあります。
最初から完全に見極めようとしすぎず、様々な経験を通して少しずつ自分に合った環境や働き方を見つけていってください。
さらに詳しくご覧になりたい方は、以下のYouTube動画をご覧ください。
【ケーススタディ】WAIS–lll全検査104言語性120動作性83言語理解126知覚統合93作動記憶103処理速度60、就活を控えて
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